卒業確定かと

1月はじめに最終提出した卒業論文の結果が帰ってきました。

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とりあえず合格!

どのような点の付け方なのかわからず、減点方式のような点数ですが、80点を超えていたのは嬉しい限りです。

この結果、卒業に必要な単位数はクリアしました。学校側で卒業認定者の最終確認会がかるらしく、卒業式は3/19と案内がありました。問題なく卒業認定いただけると思っております。

さて卒業後について、こちらは何も決まっていません。せっかく学位取得したので、これをどう活かしていくか、いい活動あるか模索中です。

最後の在宅試験と卒業に向けて

10月に在宅試験を受けた東洋史概論と東洋史特殊講義はともに合格し、計6単位取得となりました。また、草案を提出していた卒業論文も細かな修正のみの指摘で現在はその作業を行っており、1月初めに最終論文を提出すれば8単位となります。

夏のスクーリングで計8単位取得済みのため、残りは2単位。これを取得するため、この週末に最後の在宅試験を受けました。科目は西洋史特殊講義。テストの題目は、第二次世界大戦後のイギリスのコンセンサス政治について述べよ、でした。

第二次世界大戦でドイツに勝利し、ヨーロッパでの大戦に勝利したイギリスでは戦後すぐに総選挙が行われました。大戦を指導した保守党に対し、労働党は戦後の改革をスローガンとして、労働党が政権を取ることになります。労働党政権の目指したのは、主な産業の国有化と社会保障や福祉の充実で、国が国民を守るとする政策でした。国民保険や失業保険などの制度が成立し、国民生活も豊かになります。これら政策は保守党政権に変わっても基本路線は変わらず、いわゆる合意の取られた政治として1970年代後半まで続きました。これに反対したのが、保守党から初の女性首相となったサッチャーです。国が国民を守ることは国の財政困難につながります。サッチャーは、国民が国から保護され過ぎており、自由競争が必要だとしました。保障は縮小され、産業の民営化が進みます。サッチャーの時代で合意の取られた政治は終わりました。わたしが子供のときがサッチャーの時代でした。改めてそんなことが展開されていたのだと思い知らされました。

この試験に合格すれば、卒業に必要な単位は終了になります。ただ、せっかくなので、2月に予定されているスクーリングにも1科目申し込みました。

そして、そろそろ卒業後のことも考えたいと思っています。現在仕事はしていますが、仕事とは違った歴史の分野で学位が取れたのなら、それをなにかに繋げられないものか。4月からの活動を検討しています。久しぶりの投稿で長文になってしまいました、最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後のレポート提出の結果

この週末、レポート合格していた東洋史概論と東洋史特殊講義の履修テストを受けました。東洋特殊講義の方は設題の解答準備も苦戦し、これは出てほしくないと思う問題もありましたが、なんとか願いが通じて、2科目とも解答することができました。60点以上は大丈夫かと思います。ともに合格なら合計6単位確保です。夏のスクーリングで8単位取得し、卒業論文で8単位問題なく取得できれば、残るは2単位。

そこで、先日提出していた西洋史特殊講義のレポートが帰ってきました。レポート課題は、イギリスの政治、経済、文化などから1つ選び、その転換について述べるというものです。転換とは変化、何がきっかけでどう変化したか。わたしは政治の分野から、イギリス2大政党の誕生についてまとめました。

もともとは王位継承に対して反対派と賛成派に2分されたところから始まります。互いに相手を罵り合い、いわば悪口でトーリーとホイッグと呼び合うことからこれらが政党名となります。これらが時代を追って保守党と自由党に変わります。

選挙法改正で労働者階級が政治参加してくると、いろいろな労働組合が誕生し、ここから労働党が結成されます。保守党、自由党労働党が選挙の結果で責任内閣を担当し、自由党が衰退することで、現在も続く保守党と労働党の2大政党制が確立されることとなりました。

このあたりをまとめて、レポート結果は

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見事合格いただきました。先生からの講評も、非常に興味深く読んでいただいたようです。

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履修テストは12月受験予定、それまでテスト勉強です。おそらく最後の履修テストとなるでしょう。

東洋史に関する学習はこの週末をもって、一旦は終了です。中国の歴史を通年的に知れたことは大変おもしろかったです。昔受けた歴史の授業とは違い、なぜ王朝が変わり、変わった結果社会がどう変化したのか、それぞれの王朝にどんな特徴があったのか、これはもう少し深掘りしてみたいと感じました。順調に行けば3月に卒業ですが、卒業後に何をどのように取り組むか、中国の歴史を継続して学習することも考えたいと思います。

スクーリング@飛鳥

夏のスクーリング最終科目として、考古学特殊講義を受講し、その中の1日を使って飛鳥地方を見物してまわりました。

幼い頃は奈良で育ったのですが、飛鳥をゆっくり見てまわるのは今回が初めてです。なんと恥ずかしいことでしょう。

しかも先生の解説付きですから、ガイドブックにはない視点で見られたのは有意義でした。

日本という国はいつ成立したか。これにはいろいろな考えがあり、学者の間でも意見が割れています。卑弥呼邪馬台国を支配したとされる3世紀。倭国に豪族が誕生し、それらが集まってヤマト王権が成立した5世紀。遣隋使派遣をきっかけに律令制が導入されて、飛鳥地方に本格的な国家が成立した7世紀。何をもって国家とするかの解釈の違いですが、7世紀の解釈は納得させられます。今回の飛鳥地方の見学は、本格的寺院の始まりである飛鳥寺飛鳥宮殿跡、後の平城京遷都にも移築されなかった川原寺跡などを見て、その位置関係から、なぜこの地に飛鳥宮殿が造営されたのか考えることが目的でした。

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飛鳥寺と飛鳥大仏

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川原寺跡

昔回廊の柱があった跡

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石舞台古墳

スクーリングは冬に1科目受講予定です。

そうこうしている間に、東洋史概論と東洋史特殊講義のレポートが返却になり、どちらも無事合格。現在はテストに向けて準備中です。あとは10月始めに提出する卒業論文の草案の作成に取り組んでいます。卒業に向けてなんとか進んでいるのかと思っています。

スクーリング初出席

8月に入り、相変わらずの暑い日。そんな中、昨年全て在宅となっていたスクーリングが、今年は学校での開催となりました。これは非常に嬉しい! なんといっても今まで学校に行ったことがない。先生の話を実際に聞けることも新鮮で楽しみにしておりました。

この8月に3教科受講しますが、まずは神話伝承論を受けました。科目により進め方は違いますが、この科目では、3日間で古事記に見える神話の扱いを聴講し、課題レポートを提出しました。そして初日には午後にバスに乗り込んで平城宮跡を見学でした。奈良だからできるフィールドワークです。

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朱雀門と、庭園の原型とも言われる庭園

こんな暑い中でなければもっと時間かけて回れましたが、さすがに他の参加者の方々もバテ気味で少しマキでの実施となりました。

やはり先生の話を聞くと聞かないでは理解が全然違います。スクーリングが楽しみで、わざわざ今年に単位取得を延ばした方もいました。

次のスクーリングも楽しみ!!

卒業論文計画書の再提出

かなり久しぶりの投稿になってしまいました。昨年のことを振り返って比較すると、今年はずいぶんペースが落ちてしまっています。先週ようやく1つレポートを提出できたところです。

提出したのは東洋史概論。中国史を殷から現在までをテキストにそって10の区分に分けて、それぞれの時代で重要な出来事を1つ取り上げてまとめるという課題です。例えば陏・唐は交易を通して国際色豊かになった時代のため、どのような経緯でどのような交易がされていたかをまとめました。元の時代は現在の中国の領域が出来上がる基点となる時代でしたので、いかに領域が決まったかを書いてみました。

今取り組んでいるのが東洋史特殊講義のレポートで、東洋史概論で理解できた中国史の流れを踏まえて8月中には提出する予定です。

学科に加えて取り組んでいたのが卒業論文計画書です。来年入ってすぐには卒業論文を提出しないといけないのですが、どのようにまとめるのかを計画書として提出しました。残念ながら1回目の提出で再提出となりました。

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コメントとして、これまでどのような議論がされてきて、何を明らかにしたいのか明確にしてください、とのこと。なかなか難しい!確かに自分でもまとまってないな〜と感じつつ提出したので、再提出は想定していましたが、改めてどうしようか時間かかってしまいました。再度まとめて今度はなんとか合格です。

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卒業論文については次回は10月に草案の提出です。具体的に章立てしてカタチにします。枚数も決められています。内容は後日書いてみたいと思います。

8月には昨年在宅だったスクーリングが学校での開催となります。8月に3科目、9月に1科目受講します。基本は出席して課題提出できたら単位取得になります。なにより初め登校しますので、少し緊張していますが、なにかと忙しい夏になりそうです。

23年度履修登録と学習スタート

昨年度末に返却になった在宅スクーリング2教科も無事合格となり、昨年度は36単位取得できました。今年度は卒業に向けて残り24単位となりますが、余裕をもって28単位を履修登録することにしました。内訳は、テキストによる科目で10単位、スクーリングによる科目で10単位、卒業論文8単位です。また、今年度は履修試験は引き続き在宅となるものの、スクーリングは従来通り学校での開催と発表になりました。8月と2月に学校に行く機会ができて大変うれしく思っています。どのような方がこの通信課程にいらっしゃるのか、つまりはクラスメイトとお会いできることが楽しみです。

テキスト科目は4科目、早速テキストが送付されてきました。

昨年度のことを思えば非常に少ないです。東洋史概論と東洋史特殊講義という別の教科があるのですが、扱うのは中国の歴史です。なのでこの2科目は並行していけばやりやすいかと考えています。西洋史特殊講義については、イギリスの歴史について。昨年もヨーロッパの歴史については少ししか触れていないため、面白そうです。

卒業年ということもあり、レポート提出や履修試験受験にも期日が定まっています。早めの対応が必要で、このGWから取り組んでいきます!